エースで4番

プロ野球のことはよくわからなくても、豪速球を投げホームランを打つ
大谷選手のことは知っていますよね(どうかなあ)。
投手と打者を掛け持ちする二刀流は、プロ野球ではとても珍しい。
なぜなら、プロともなれば各ポジションでエキスパートが求められるから。
しかし、プロ野球まで進める野球選手の多くは、たいがいがエースで4番バッター
だったりするんですよね。それくらい野球センスに長けていないとプロになれない。
でも、エースで4番というのはチームの中でいちばん働くわけです。
しかも「お前がいなければ勝てない」と言われる責任も背負う。
そりゃなかなか厳しいだろうと、ある意味で世渡り下手と言えるかもしれません。
他のスポーツでもそうですね。たとえばテニスのトーナメントは、
優勝するには誰よりも多く試合をしなければならない。
その繰り返しでたくさん勝った選手がランキング1位になる。トップたる試練ですね。
それって普通の会社でも似たようなことになっているんじゃないでしょうか。
少なくともよく会う社長さんはそうです。
午前9時に自宅を出て会社に向かうのが標準出勤らしいのですが、
最近は8時台、7時台とどんどん早くなっているそうです。
しかも夜は実際的なミーティングを兼ねた飲み会続き。挙句に海外出張も多数。
本当に体を心配してしまいますが、これまたある意味で、
トップがもっとも働いている会社は健全ではないかと思うんですね。
意地張ってエースで4番を譲らないのでは困りますが、
実質的にそうなってしまうということでは。
「だから全然やりたくない」と件の社長さんはこぼされます。
エースで4番。子供の頃には思い切り憧れたけど、実は過酷な上に孤独みたいです。
なれなくてよかった、のかな?