カレーの谷間

聞かないほうがよかった、と思うことはこの世にたくさんあります。
仕事の切りがいいところで気晴らしにいつものコーヒー屋さんへ。
店に入った途端、店長から「カレー好きですか?」
どうやら僕が店に来る直前にカレーネタで盛り上がっていたようです。
しかし、カレー嫌いな人っているんでしょうか。僕はもちろん好き。
カプサイシンに過剰反応する頭皮なので、極端に辛いのはダメだけど、
キャンプで振る舞われるバーモント系からひたひたのスープ系まで、
おおむねなんでもウェルカム。ただし、毎日食べたいほどじゃない。
なのにしばらく口にしていてない、いわば谷間に差し掛かったときに
カレーの話をされたら困ります。
「そうかカレーか、カレーねぇ、カレーだなあ」と
奇妙な三段活用が発動され、脳も舌もあの味を求め始めてしまうのです。
恐ろしき中毒性。そこからどう抜け出すか? 
これは眠くて仕方ないときと同じですね。食べるしかない。
食べて脳と舌の枯渇を埋めるのみ。
いやもう仕事なんか手につかなくなって、本当に困りますね。
カレーの谷間にいる人もこの話を聞いたらきっと......。
成人式でした。華麗に装う日ですね。ってダジャレか。思考も停止気味じゃないか。

オオフチさんの『NYほかけ舟』更新。戻った彼の地は雪だとか。