節分

せっかく当日なので、節分を学んでみました。
節を分けると書く通り、本来の節分は暦の上で季節が変る立春、立夏、立秋、立冬の
前日を意味します。なのになぜ2月3日だけをそう呼ぶようになったか? 
旧暦の新年が始まる時期と重なるので、日本では室町時代頃から
立春の前日を重要視するようになったそうな。都合のよろしいことで。
ちなみに節分は動きます。これも複雑な暦の影響です。
2025年あたりからは2月2日になるらしい。お忙しいことで。
節分と言えば、豆まき。鬼を豆で追い払う伝統行事ですね。何で鬼なんだ? 
ご想像の通り鬼は、具象化された災いです。そしてまた陰の象徴でもある。
節分すなわち季節の変わり目というのは、陰から陽へと移行するタイミングと考えられ
その劇的なチェンジが1日の中で行われることから、
節分の夜にはあらゆる魔物が地上に現れるんだそうですよ。
魔界の扉が開いちゃうんですね。げに恐ろしいことで。
でもたぶん、太古の昔も文明が発達した今も、魔界の扉はこの地上にこそあり、
節分をわきまえる節操などなく、人の顔をした鬼があちこちに出現しては
悪事を働くような気がします。すぐそばの誰かが、
あるいは僕が鬼になる可能性だって否めない。ゾンビかっつうの。
明日になれば、「暦の上では春」というフレーズがそこここで聞かれるでしょう。
気休めと言えばそれまでですが、たったそれだけで心が和むにおいて、
邪気が払われるというのはそういうことなのかなあと思います。