アイスホッケー女子代表の五輪出場確定に寄せて

日曜夜のスポーツニュースはどこもアイスホッケー女子代表の五輪出場確定を
告げていました。率直にうれしいです。ま、一応、僕もプレイヤーなので。
彼女たちの活躍に感化されたのか、ちょっと遠くの友人からメールが来ました。
「タムラさんって、こんな激しいスポーツやってるんですね」
決して非難するつもりはありませんが、その文面で明らかになるのは
この国のアイスホッケーに関する知名度や理解度です。
激しいかと言われれば、深夜に髪の毛の芯まで濡れるほど汗をかくのだから
相応の激しさはあります。ただし、言葉だけが独り歩きしている感が強い
「表情の格闘技」的な激しさはありません。もう大人ですから、
骨身がきしむようなボディチェックなどはひとまず禁止にしています。
そしてまた、ごく個人的なことを言えば、僕を取り巻く現在のホッケー環境には
おおむね満足しています。違う表現を使えば、特段メジャーにならなくてもいい。
どうかな。もう少し興味を持ってもらえれば始めたくなる人が増えて、
チームの存続を危ぶまなくていいかもしれない。
ただし本気で取り組んでいる女子代表は別です。ほぼ手弁当で活動を続けている
選手たちだけはもっと有名になり、相応の待遇が受けられ、
次世代が育つ環境を与えてあげたい。それにはやはり、目立つ成績が必要です。
サッカーのなでしこジャパンが好例ですね。
でも、ワールドカップで優勝するような過程でも相応の支援が必要ですよね。
具体的な応援の方法があれば、積極的に取り組みたいです。
一応、プレイヤーですから。
件のメールはこんな文面で締められていました。
「とは言えタムラさんが日本代表レベルでやっているとは思いませんが」
ええ、まあ、そうです。大人は自粛と謙虚を知っていますから。