はぐれ者たちの居場所

ガラ空きと高をくくった2月最後の月曜日のバル、というかいつもの飲み屋。
着いてみたら今日は何曜日? と疑うほどの大盛況。半分近くは顔見知りで、
互いに「一般的なカレンダーとは違う生活を送っているはぐれ者」と
思ったことでしょう。僕は思いました。
そんな中、遅めの時間にやってきたのは若き職人。
しゅっと長身で笑顔がバツグンに爽やかで、しかもイタリア帰り。
開口一番が「日曜日に男の子が生まれました!」
顔見知り一同、わっと歓声を上げ、反射的に杯を掲げました。
海外主張時はずっと気掛かりだったけれど、予定日の4日後の第一子誕生には
間に合ったそうで、「皆さんに祝ってもらって感激です」と
過去最高にフレッシュな表情を浮かべました。父さん2日目なんだねぇ。
約束するでもなく週明けからはぐれ者が集う居場所。
なんていい店なんだろうと思いましたとさ。
今日から3月。早いですか? 遅くはないかな。
覚えている限り、3月生まれの女の子を好きになったことが二度あります。