浦島はどっち?

おとぎ話の捉え方というか使い方は様々で、たとえば浦島太郎の竜宮伝説は、
隔世の感のたとえでよく使われますよね。
先日、この前は10歳くらいだった男の子に5年振りで再会しました。
つまり15歳。高校受験を終えたところ。ちっちゃくて丸っこかったのに、
もはや僕と背がほぼ同じ。人間ってスゴいなあ。
あまりの変わりように、最初見たときは誰だかわかりませんでした。
こういう場合、どっちが浦島太郎的になるんだろう。
変化の激しさは15歳の完勝。でも、彼にすれば5年の歳月をかけた成長で、
その間を僕らが知らないに過ぎず、「でっかくなったなあ」と言われたって
ハヤタ隊員がウルトラマンに変身するのとはまるで違うわけです。
だから彼にすれば、自分が浦島だとは思わないはず。
じゃ、やっぱりこっちか。そうだなあ。
子供の成長を目の当たりにすると、何というか時間の使い方を
間違ったような気にさせられますね。だから愕然となる。
何してたんだオレはこの5年で、などと反省し始めたり。
あれ、竜宮伝説とは方角が違ってきたかも? 
しかし、「ボクですよ」と言われた瞬間は玉手箱を開けたような感じだった。
髪の毛が真っ白になった気分。
いやまったく、次の5年後はそうなってるかもなあ。めでたくないなあ。