春のメリット

ここのところは時節柄もあり、新入生や新社会人に触れておりますが
皆と同じように卒業しても、皆と別の道を歩くと決めた若者もいます。
昨日会った22歳女子は、ダンスを中心にした生活をすべく
一般的な就職活動をしなかったそうです。
そう決意したときも不安と戦ったけれど、春となり、友人たちのほとんどが
入社式を迎えた今は、さらに不安が沸き上がってきたと。
ダンスで食っていけるのか。そんな夢は学生までだろう。
普通の大人はそう考えるでしょう。僕もそう思わなくもない。
もちろん彼女にしても、どこまでやれるかわからないし、
生涯やっていけると考えているわけでもない。
あるいは入社式を経た彼女の友人たちも、
就職を機に理想の生き方について冷徹にとらえているかもしれない。
それでも絶対はないんですよね。どの道を選んだって不安はつきまといます。
なぜなら、独立した自分が誰の指図でもなく決断したから。
責任を背負い込んで不安にならない人はいません。
勝ち負けじゃない気がするなあ。向き合い方じゃないかな、不安ってのは。
横を見たらいつもいますからね、僕のそれは。うわ、ニヤッとしてる。
もがきあがきの日々を迎えながら、それでも暖かくなっていくことで
少なからず救われる。そこは春を分岐点にしたときのメリットですね。