自分のことはやっぱり

最寄りの駅のガード下には、夜になると占い師のブース(っていうのかな)が
いくつか並びます。暇そうな方もいればお客の手相を凝視している方もいます。
その様子を見るたび思うんです。占い師は自分を的確に占えるのか? 
とんでもない暗示がそこにあったらどうするんだろう。
思いがけない場所で、それとなく顔の相や手相がわかるという人に会いました。
その道のプロではないのですが、自分なりに感じ取れるものがあり、
それなりに勉強したそうです。その人に聞いてみたんですね。そしたら
「自分の相は他人を見るときの基礎データみたいなもので、
何かそこに現れたら、じゃ気を付けようとは思います。
ただ、自分のことは客観的になり切れないものですけどね」
ふむふむ。最後の言葉を信じれば、やはり自らは正しく占えないんだ。
やっぱり自分のことは自分じゃわからないのかな。
そんなわけで、その場のノリで僕も見てもらいました。
顔から感じるのは、人が好きなのに自分からは心を開きにくい性格であること。
手相による仕事運は、おおむねこの先も継続するが、誰かの妬みに嫌気がさし、
一度くらいは今の仕事を辞めようか考える機会が訪れるそうな。
それから......、いやもうこのくらいにしておきます。
しかし、他人の妬みって何だ? 妬まれることなんてあるのか? 
自分のことはやっぱりわからないや。