反論上等の覚悟

「反論覚悟で発言したところから議論が生まれる」。今朝いただいた言葉です。
前後の脈略なしでお届けしていますから何のこっちゃでしょうが、
借りてきたうわべの言葉ではなく、自分の思いを込めて話すことが
大事というところから発展しました。
反論覚悟、というか反論上等。
これはインタビューでも必須の技術、または覚悟です。
相手が気持ちよく話せることだけ聞いてもつまらない。
だから、どこかのタイミングで少しざらついた質問を投じる。
怒らせるのはNG。それでは現場が凍りつきます。
「いや、そうではなくて」と、できればすぐに答えがはね返ってくるくらいの
問い掛けがベストです。なぜそんなことをするのかと言えば、
気持ちよく話せないときにその人の本性が垣間見えるからです。
そして、そこからその場でしか聞けない話が転がり出す。たいがいの場合は。
それが達成できれば、インタビューはより豊かなものになるはずです。
最近はすっかりいやらしいヤツになったので、もはやビビることはないけれど、
それでも多少の勇気は必要ですね。そういう質問を懐に隠して接するにせよ、
常に大事なのは相手の話を聞きたい気持ちを保ち続けることです。
そういう意味では、大臣が記者会見で怒鳴った先日のニュースは、
僕の立場からすれば記者に落ち度があったと言わざるを得ません。
怒らせて退席されたんじゃ聞きたいことが聞けなくなる。
もちっと他の進め方はなかったのかなあ。あれも前後の脈略が不明ですが。
相手の気持ちにそっと分け入るのがインタビュー。なかなか難しいものです。
でも、そこがおもしろいんですけどね。