塩加減

何気なく調べた結果にぞぞっと鳥肌が立ちました。
美味しいと感じる塩加減は、人間の血液の塩分濃度と同じ0.9%。
その濃さなら無理なく体が受け入れるからで、甘味などは個人差があるものの、
塩加減に関しては生理的数値が決まっているらしいです。そうなのかあ。
例によって舗装路のコブのように唐突ですが、
大して料理をしないくせに塩加減について長く悩んでいるのです。
どうにも味がぼやけるわけです。それを回避しようと塩を足せば辛くなる。
特にペペロンチーノ。
オリーブオイル、ニンニク、赤唐辛子、イタリアンパセリという、
極めてシンプルなパスタを美味しく仕上げるのは塩です。
洋の東西を問わず、質素なものほど難しい。
最後の塩加減がいまだに詰め切れないんだなあ。
で、最適の塩分濃度が血液と同じっていうんでしょ。
要するにその加減がわからないってことは、
舌の感覚以前に自分がよくわかっていないってことですよね。
確かにそうだと奇妙に納得。
まったく、人生の塩加減がわかっていればもっと楽に生きられるんだと思う。
何の話だっけ? 
己を知るべく、同じ調理を何度も繰り返してみます。
血をなめたらわかるのか? 
それで塩分濃度が分析できるなら、他の仕事をしたほうがいいな。