「なのに」

将棋に無知な者まで巻き込んでいくことが最大のパワーですよね。
史上最年少の14歳プロ棋士、デビュー以来17連勝。
このトピックが注目されるのは、「中学生なのに強い」という点です。
けれど、「なのに」はあちこちで起きています。
わかりやすい例を挙げればスポーツの世界。
トリプルアクセルが代名詞だった浅田真央さんは、その高度な技を
小学生の内にほぼマスターし、15歳でグランプリファイナル優勝。
ゴルフの石川遼選手は16歳の年に国内男子ツアーに参戦し、
やはり史上最年少優勝記録を樹立。
あるんです。「なのに」記録はあちこちに。というか、記録というのは
「なのに」を生む出す特性をはらんでいるとも言えますね。
ただ将棋に関しては、無知ながら想像するに、百戦錬磨的な経験値が
必要な世界だろうからそこで14歳が? という要素に驚くのでしょう。
確かに、幼いうちから取り組めば必ずしも実力が備わるものでもないし。
でもとにかく、将棋界にとっては明るいニュースですよね。
若きスターの登場は世間を楽しませてくれる。その一方でスターの登場を、
文字通りの流れ星みたいな形で生まれる現実に期待するだけでは
一瞬のきらめきで終わってしまうでしょうね。
大人っぽいことを口にしてしまいました。負ける大人もキツいよね。
若い芽は伸ばすか、潰すか。
いやいや、試練を与えてより強いものにするのが大人の役目ってやつです。
将棋かぁ。ずいぶん触ってないや。