憂鬱な実感

自宅で仕事をすることに驚かれたり呆れられたりしますが、
僕としてはこの方法を15年以上も続けているので、
他に手段が見つからないくらい慣れたものになっています。
そしてまた、自分の机以外で原稿書きに集中できなくなっている。
それが良いのか悪いのかを考えることもなく。
とは言え、仕事場と自宅が同じだと何かとごっちゃになりがちです。
たとえば昨日は、曇りがちだった空が午後の初めに明るくなったので、
この間隙を縫えとばかりに洗濯をしました。上がった洗濯物を干していると、
北東方面に黒雲。2時間は大丈夫と決め込んで仕事を始めたら、
1時間足らずでごぼごぼと大粒の雨が。慌てて洗濯を取り込みました。
夕方になって止んだので、また外に。でもまた北東に次の黒雲が。
というような生活感バリバリの作業と、
生活に直接関係ない内容の原稿書きが同時並行で行われるわけです。
気が散ってしまわないのか? どうなんだろう。
でも、今日は降らないと予想して洗濯物を出したまま外出したとき、
自宅とは遠い場所で急な雨に見舞われたりしたら、
そっちのほうが仕事に集中できなくなる気がします。
部屋に戻って濡れた洗濯物を目の当たりのするがっかり感まで想像して。
何だこの話? 
自宅にいようといまいと、間もなく苦手な梅雨がやってくる。
何かとごっちゃになる午後で憂鬱だった実感は、その一点です。