シメの問題

異なる仕事で短期間に2度も同じような指摘をいただくと、
自分の傾向として看過できないだろうと少し不安になってきます。
「唐突」「あっさり」。いずれも僕の原稿に寄せられた「締め」の感想です。
もちろんどんな評価も受け入れます。求めに応じるのが仕事だから。
ただ文章というのはどうにでも書けるし、自由裁量の部分で個性や味のような
ものが出るから、そこはやはり自分らしさでまとめ上げたい、んですけどねぇ。
手癖なのかなあ。確かに、華々しい締め方はあまり好きじゃありません。
演出過多は首筋が痒くなるし、有り体の美辞麗句をはめ込むのも気恥ずかしい。
そうした個人的な趣向を押し通すだけが「唐突」「あっさり」の締め傾向を
回避する手段じゃないこともわかっています。ふむ......。
そこで気付きました。そう言えばオレってシメを食べないぞと。
飲みの席では最後にご飯物を頼むのが通例ですけど、
僕はその前にお腹いっぱいになっちゃいます。
無理すれば入るのだろうけど、その無理が嫌なんだ。
シメのラーメンなんて、もうずいぶん口にしてない。
これはいわば肉体的傾向ですが、それが精神的というか職業方面にも
連動しているのでしょうか。「唐突」で「あっさり」。
よく似ているというよりまったく同じだし。
となると、飲みの席でシメを食べれば僕の文章傾向も改善されるのだろうか? 
さっそく今晩試してみよう。って、ウソです。しません。
原稿に関しては、たぶん引き出しの問題ですから。さぁ、精進しよう!