道を知らないのは......

そう言えば久しぶりだと思いつつ、夕暮れの都会をドライブしました。
いやまぁ、取材先からクルマで戻る、ただの移動ですけどね。
最近はすっかり電車派。引っ越し以降、路線のアクセスが向上したことと
駐車場代という経費の削減が理由。結果、クルマに乗る機会が減りました。
運転するときはそこそこの距離の場所まで一気に向かうので、
都心は首都高速ですり抜けがち。だから週末の都会は本当に久々。
ハンドルを握って最初に思うのは、さてどうやって帰ろうか。
つまり帰路の検索です。自慢になるかどうかわからないけど、
都内ならナビ不要です。方角さえ定まればおよそのルートが頭に浮かびます。
それほどに走り回ってきたからね。いわゆる年の功ってやつでしょうが
それでもただ走り回ってきただけじゃこうはなりません。
そこはやっぱり道を覚えようという意識を常に働かせてきたわけです。
その根幹にあったのは、「道を知らないのは恥ずかしい」
迷わずどこへでも行けるのが大人の男の嗜み。
そう思わせてくれたのは、僕の周囲にいたカッコいい大人たちでした。
カーナビなどない時代の人たちだから、半ば必然的に自分で道を
覚えなきゃいけなかったわけだけど、くだらない会話を交わしながら
気づけば目的地に着いているという技に憧れたものです。
なんてことを思い出しながら、それなりにするすると帰宅。
カッコいい大人たちに少しでも近づけただろうか? 
しかし、今年もまた我がオンボロのクーラーは効きが悪い。ったく......。