8月になる

気が付けば7月が終わり、8月になります。あ、なったのか。
この時期で思い出すのは、ふむ、やっぱり15年前のことかなあ。
湿っぽい話にするつもりはありませんが、父親の他界です。
7月から入院し、1か月足らずの8月4日に息を引き取ったのですが、
僕はその月替わりのタイミングで以前から決まっていた
数日間の取材に行かねばならず、最期を伝える電話は、
病院から400キロほど離れた場所で取りました。
あの頃は、電話が鳴るたび胸がざわついたな。
けれど不思議なもので、最期のそれだけは鳴り方が違うようだった。
たぶん気のせいですけど。
後に命日となる日の夜に仕事先から戻り、母親や弟と葬儀を段取りし、
ずいぶん久しぶりだった親戚と顔を合わせ、
そのあたりは実のところ記憶が曖昧なのだけど、酷くバタバタしながら
あっという間に8月が終わったことだけは覚えています。
そして何より驚くのは、当時の僕はまだぎりぎり30代だったこと。
思い出が生まれた場所からは確実に遠ざかっていきますが、
それでも毎年8月はやってきます。広島の日も長崎の日も同じですね。