東京モーターショー

東京モーターショーに行ってきました。ずいぶん久しぶりです。
足が遠のいた理由の一つは、モーターショー取材が僕の仕事外になったこと。
「金にならないから行かないのか?」と指摘されたら返す言葉に困りますが、
まぁそうです。けれど今の仕事に就く前は何度も足を運びました。
いわゆる趣味で。個人の熱意を携えて。
その辺を考えると僕がショーに行かなくなった最大の理由は、
クルマへの興味が失せたことになってしまいます。
ふむ。クルマがつまらなくなったのか? どうなんだろう。
それとなく思うのは、僕が若い頃にショーで見せられた未来というのは、
手が届きそうで届かない憧れと呼ぶべきものだったということです。
しかし実際に21世紀がやって来て、
最先端テクノロジーはクルマ以外のところでも広がりを見せ、
おそらくは未来と現実の距離がうんと縮まってしまったんですね。
かつてはほんの一握りの存在だったアイドルが、
今となっては誰でも自己申告でなれるような、感じ? 何か違うか。
だからそんなこんなで、クルマ目線で見るとあらゆる未来までがつまらない
という錯覚に陥りそうで、それが辛いからショーに行かなくなった、
などという厄介な分析まで始めてしまうと分裂症状が起きそうですね。
いずれにせよ、一抹の寂しさを感じました。
クルマにではなく、興味が失せてしまった自分自身に。
やっぱりオレって薄情なのか?