敗北のザハ

ウランバートルに着くなり祐介くんが向かったのは、でっかい市場。
モデルさんでもあるから“よさげ”な一品を物色したんだけど、
なかなかどうしてモンゴルのお買い物は手強かったそうで……。


TTYUSUKE2.JPG


着いて早々休み。
モンゴルのイメージとはかけ離れた、なかなか快適なホテルの部屋でゆっくり起床。外はカラリと快晴で気持ちが良い。午後から他のキャスト共々街へ。
ウランバートルでいちばん大きいという『旧国営デパート』なる所で水などを買い込む。
このデパート、恐ろしく歴史がある感じで、もちろんエスカレーターなんて無い。俺の地元にあったキンカ堂に雰囲気が似てた。子供の頃よく行ったなあ、今はなくなってしまったが……。なんてちょっと感傷に浸りつつ、次なる目的地へ。

明日から乗馬練習が始まるので乗馬ブーツが欲しいと現地の通訳スタッフに言うと、『ザハ(市場)』がいいらしい。
駐車場に車を停めたら、驚いたことに隣に停まってたワゴンからブーツを持ったおっさん達がぞろぞろ出てきた。「何たる偶然!」と思っていたら「ここはスリなどが多く非常に危険だからあまり行きたくない」と言ってたスタッフが電話で呼び出していたらしい。

なかなか良い感じなヤツの値段を聞くと60,000トゥグルグ。日本円で約6,000円。ちゃんとした革で、膝下まであるブーツだぜ! さっき立ち寄った国営デパートでは3万円くらいしてたもんだから「安っ!」と思ったが、やはり値段交渉。結果45,000トゥグルグに。

しかしこの時俺の頭ん中ではある憶測が。
「市場の中だったらもっと安いんじゃねーの。」
しかし、通訳スタッフがここまでセッティングしてくれてるのに市場に入ってから決めるってのも悪いかなあなんて思い、購入することに。

すぐに帰ろうとしたがるスタッフに、色々と興味津々な俺は市場の中へ入ってみたいと言う。
入ってビックリ。何と一面ブーツ屋だらけ!
ちなみにザハの敷地はかなり広く、生活用品等いろいろ何でも置いていて、ないものはないってところ。その一角に、とにかく恐ろしい数のブーツやスニーカーが陳列されている集落がある。ふらふら見て回るとなかなか上等なもんもあるではないか。

そこらのおっさん「45,000」
俺「なんだとっ!?」
すると隣のおばちゃん、俺がさっき買ったのと同じようなの持ってきて「22,000!」
俺「ななななんだと!!!」

予想してはいたものの、かなりの敗北感を抱えて今日という日は終わった。(5月25日)

上の写真、弓のトレーニングで履いているのが、例のブーツなんだって。けっこう“よさげ”じゃないですか。でも、買い物は結果がすべてじゃないという気持ち、ちょっとわかりますね。(T.T.)


T・T ディレクトリー   リンクフリー   プライバシーポリシー      運営会社