初乗馬!

モンゴルと言えば、大平原の遊牧。そして往年の騎馬遠征。
馬なくしてその歴史なしというイメージでしょ。
祐介くんも乗馬には大いに期待してました。
なのにロケに集められた馬たちは悲しい姿で……。


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いよいよ乗馬練習。車で1時間半程かけて大草原へ。

人の感覚は恐ろしいもんで、最初のうちはキョロキョロ見回して「スゲー、ほんと大草原」なんて感動してたのに、ものの30分程で軽〜く飽きてしまった。途中からはかなりの悪路だったこともあり「早く着かないかなあ。」って感じになる。

しかし! 現地に降り立つと新たな感動が押し寄せる。車窓から見てるだけってのと自分で大地を踏みしめた実感の差はデカいのだ。しかも馬を目にするなり気持ちが上がること上がること。
ところが、早く乗りたい気持ちとは裏腹に大いに待たされることに……。聞けば、様々なトラブルが発生しているらしいではないか?

基本的に馬は冬の間痩せていて、春から秋にかけて脂肪を蓄えて肥っていき、その脂肪を消費することで冬を越すっていうサイクルがある(こっちの冬はハンパなく寒く、毎日吹雪といっても過言ではないようだ)。だから今の時期は、これから肥り始める過程にある。

今年は雨があまり降っていないため草が思うように育たず、馬がなかなか肥らない。結果、かなりグッタリしてて元気がないのだ。

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さらに、そこそこ元気が出てきて調教もいい感じに進んでいる馬が朝になると忽然と姿を消し、その代わりにそれまで見たこともない痩せこけた馬がいる、という事件が起きているらしい。どうやら悪〜いヤツが現地スタッフに紛れ込んでいて、いい馬を売り飛ばしてしまっているようなのだ。

これには、さすがの超一流ホースチームFROM JAPANの方々もホトホト疲れ果てている模様。「明日には50頭、新たに馬が届きます」って現地スタッフが言っても、1週間後に30頭だったりするらしい(ちなみに20頭は来る途中で狼に食われたと言う。きっかり20頭?)。

国民性の違いもあるから、一概に日本の感覚で物事を進めようとするのが難しいことは、ホースチームの彼らも承知している。世界各国での馬を使った撮影に携わってきた精鋭なのだから。だが、そんな彼らが大苦戦していた。

などなど様々な理由から、俺らが乗ろうにもすぐに乗れる馬がいないのだ。隣にいる馬は点滴うけてるし……。

2時間後。ようやく馬の準備ができ、ポニーをちょっとだけ大きくした感じのモンゴル馬が目の前に。
「大丈夫か?がんばってくれ。ごめんな、俺デカくて」と恐る恐る乗馬(そいつ、乗る瞬間ちょっとヨロけてた)。も〜〜〜、たまんないなあ!

だが、若干元気のない馬であっても、だだっぴろ〜い草原を走ったら、「このままどっか遠くに走って行きて〜〜〜〜〜」って感じになったぜ。チンギスハーン達が馬に乗って地の果てを目指した気持ちがちょっと体感できたな。

いつにも増して馬が愛らしく思えた1日だった。(5月26日)

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ウランバートル郊外に住み着いた遊牧民たちの集落では、馬の誘拐が頻発しているそうですね。その泥棒を追いかけて、もう半年も帰ってこない母さんもいるらしく、とにかく大変みたいです。祐介くんがまたがってる馬、本当にポニーみたいだよね。(T.T.)


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