良識や常識や見識

決して書きたい話ではないけれど、抑えきれずにウツウツしている気分に触れます。
ここのところ起きている重大事件の報道に鑑みると、良識や常識をどこかに置き忘れた個人の暴走があまりに顕著で、とても恐ろしくなります。事件となった理由を見識のある方々が論じあっても、納得できる回答は耳にできません。当然だと思います。良識や常識や見識を持つ人には、それを持ち得ない人の心理を推し量れるはずがないから。
さておき、何にせよ一個人にそれをやられたらお手上げという他になく、いつどこで暴走や暴発が起きるかもわからず、平穏に暮らしたいだけの人々は戦々恐々とした日々を過ごさなければならなくなる。こんな迷惑はありません。海外からの観光客は、日本を訪れる理由のひとつに安全を上げてくれますが、そうでもないかもと教えたくなる人は案外多いんじゃないでしょうか。
僕が最近おっかないと怯えているのは、自動車事故の映像です。高速道路の逆走は後を絶たず、あるいは反対車線から目の前にクルマが飛び込んでくるとか、そんなのどうやって防げばいいのかまるでわかりません。運転しながら、時々は想像してみるんです。ここであれがこうなったら、こうすればかわせるのかとか。けれど瞬く間に、映画の段取りならまだしも予期しない事態に対応できる自信はないという結論にたどり着きます。そしてまた、驚異の瞬間映像シリーズは滅多に起きないから注目に値するのだと、自分を安心させるしかなくなります。
本当にごめんなさい。こんな話、聞きたくなかったですよね。ひとまずの結論だって、個人それぞれが良識や常識や見識から暴発・暴走せずにいるしかないこともわかり切っているのだし。ただ、何かこうウツウツしちゃった気持ちを誰かに救ってほしかっただけですが、それも個人の内に留めるべきでした。

素敵な風情の学士会館。2か月前に撮ったときは、年内で休館するとは知らなかった。

 

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