春の選抜高校野球が始まっておりますね。僕の周囲には、野球の中でも高校野球が大好きな人がたくさんいます。人様の趣味嗜好はそれぞれゆえ、揶揄する気などまったくありません。ただ、僕自身も野球好きながら、高校野球だけ別格ということにはなりません。その最たる理由は、様々な学生競技がある中で、いまだ高校野球だけ神格化されているから。神格化が大袈裟なら、こうあるべきという形にとらわれ過ぎていると言い換えてもいいです。いやまぁ、それこそが揶揄と叱られそうですけれど。
たとえば、昨年の夏も書いた記憶がある白いスパイク。それまでの黒一辺倒だと昨今の温暖化で足がしんどいので、熱を溜めにくい白もOKになったわけですが、全員いっしょではなく何でもアリにしたら、お手頃なセール品で済ませられたりするんじゃないでしょうか。
とか言えば、必ず反感を買います。「そろっていないのはおかしい」とか、「そもそも、らしくない」とか。でもたぶん、高校の野球部ってかなりお金がかかると思うんですよね。持続可能性を重視する世の中になったのに、保護者の継続的負担を考える視点はほぼ目や耳にしません。
高校野球だって進化しているぞというご意見もおありでしょう。今年の春の大会からDH制が導入されたのは僕も知っています。DHはDesignated Hitter.日本語訳は指名打者。大谷翔平さんの活躍で多くの人が知る言葉になりました。一般的には、専門性の高い投手に代わり、打つ専門の選手を打順に入れる仕組。従来の先発メンバー9人に対し、10名が最初から試合に出られるので、出場機会が増えるよい方法だと思います。
それよりも、新たに導入するならビデオ検証はどうでしょう。そう思ったのは、これまた高校野球はいまだに見た目のタイミングでアウト・セーフの判定が行われているように感じたからです。しかし選手たちは、わずかな間隙を縫った繊細なプレーをしている。その判定が勝負の行方を決するなら、そこはテクノロジーを利用し時間をかけて見直してあげてもいいのではないかと。
いや、わかっています。現在の高校野球でビデオ検証など絶対無理の最たるものであることは。いつかは導入されるかもしれません。でも、僕が生きているうちはどうだろう。
とか、実は高校野球を穿った目で見ているのが自分だという自覚はあります。じゃ気にしなきゃいいのに、それもできない。要するに、ただのアンチ。こういうタイプがいちばん面倒臭いですよね。すみません。黙って観戦します。

たぶん20年ぶりの駅前。あまりの変わりように驚きました。どこ?









