内なる自分がささやく直感に耳を傾けなかったばかりに、洗濯機なしの日々を過ごすことになった件をボヤいたのは、およそ1週間前でした。それからの時間が長いのか短いのかよくわからないけれど、洗濯機が壊れた日からコインランドリーを頼る日々が始まりました。
いつからか増えた、マシン感が際立つコインランドリー。一昔、いや二昔前なら銭湯の脇あたりで侘び寂び漂わせる風情だったけれど、最近のそれはむしろ積極的に利用したい印象に様変わりしました。あのプロユースっぽい大型洗濯機は実にカッコいい。
僕の近所にも、置く場所などないのに欲しくなる洗濯機を備えたコインランドリーが、自転車圏内で4カ所あります。今回は、乾燥機を使ったことがあるもっとも古いところと、別の2カ所、計3か所を利用しました。1回の洗濯料金が違います。500円から800円。新しくできた場所ほど高いのは、マシン自体の性能や付帯設備がよくなっているからなのかな。
とは言え、安くても1回500円はなかなかです。頑張って洗濯する機会を週1に絞っても、月2000円でしょ。ケチって乾燥機利用は控えたとしても、それだけの費用がかさめば、ローンを組んでも手に入らない洗濯機の契約書を交わしたみたいな、釈然としない気分になります。
何より厄介なのは、コインランドリーまで洗濯物を担いでいき、約30分の洗濯を終えたら再び回収しに行かなければならないこと。さらには、洗い終わった洗濯物をベランダに干せる天気を確実に調べた上で、すべての行動予定を立てなければならないこと。
そうしたマストの追加は、自由の剥奪という他にありません。もし1週間前に洗濯機の新規販売が禁止される政令が発せられていたら、今頃の僕は洗濯の自由を取り戻す過激な運動家になっていたかもしれない。なんてのは、妄想にも程がある話ですね。いやしかし、いくらコインランドリーの洗濯機がクールであろうと、好きなときに洗濯機が使えない日常には限界があることを思い知らされました。
それも、本日新しい洗濯機が届けばついに解消されます。これほど家電を待ちわびた日なんて、人生で初めてじゃないかな。

優秀で美しい君、ありがとう。さようなら。








1枚だけ残っていたホーム端っこ写真。これを見ただけで駅名を当てられる人がいるのかな。