オートバイ

昨日は久しぶりにオートバイのお仕事。具体的には、最新モデルを紹介するための試乗取材。酔狂な編集者がいまして、乗り物の専門家でもない書き手にあえてそういう依頼をしてくるのです。でも、彼のおかげでオートバイに乗る時間がつくれているというのが、ここ数年の僕の事情です。
すっかり乗らなくなくなりました。ひとまず1台だけ所有しているものの、調子が戻らないことを言い訳にして、駐車場の端っこでシートをかけたまま長期間の放置。それでも保険をかけ続けているのは、いつかまた乗るだろうと自分に期待しているからです。
実際のところは、手放すタイミングを見極め切れずにいるだけなのでしょう。20歳で二輪免許を取得して以来、今日までずっとオートバイがありました。25歳でクルマを買うまでは、夏でも冬でも移動はオートバイ。時に予期せぬ雨にずぶ濡れになると、オレは何をやってるんだと悲しくなりながらも、自ら降りるなんてあり得ないと思い続けてきました。
しかし移動手段としては、クルマのほうがはるかに快適で、人や物が載せられる点でも現実的です。危険度の高さを指摘される方もいるでしょう。それも十分に理解できるけれど、個人的には二輪の駐車違反の取り締まりが厳しくなり、どこでも気軽に乗り付けられなくなったことが大きいんですね。そしてまた、我がオンボロ以上に古い年代のモデルなので、何かと手がかかるのも次第に遠ざかってしまった理由です。
なんてことを書きながら、次第に情けない気持ちになっていくのは、かつては趣味を越えて生き甲斐とすら感じていたオートバイを粗末にしている現状、というより、そう仕向けてきた酷い自分を見つめ直しているからに他なりません。
じゃ、どうする? そろそろ答えを出さなければならないと思っています。この煮え切らない心情は、いつか訪れる免許返納の予行演習になるのでしょうか。好きだから辛いっていう、そんな感じです。

仕事で乗せてもらえればいいのかな、とも思ったり。たいがい最新型だし。

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