競技そのものよりも

なぜかタイミングがフィットして、現在カナダで開催中のカーリング女子世界選手権の日本戦を観ています。無論、テレビ中継です。予選ラウンドは9勝3敗の3位。準決勝進出をかけたプレーオフに進みましたが、これを書いている時点では試合が始まっていません。言うまでもなく優勝に届いてほしい。でも、それ以上に興味を覚えたことに触れます。
件の選手権で戦っているのは、これまでのオリンピックでおなじみのロコ・ソラーレ。しかし、ミラノ・コルティナ2026に出場したのはフォルティウス。後者が最新の日本代表なら、そのまま世界選手権に出るんじゃないの? と疑問に感じますよね。その経緯、ちょっと探ってみたら、各大会の国内選考基準が異なるみたいです。
オリンピックに出られるのは、五輪代表決定戦の勝者。世界選手権は、1月末までのワールドカーリングチームランキングで国内最上位チームに出場権が与えられるそうです。それが異なったので、世界選手権にはロコ・ソラーレが出ていると。
加えてカーリングの不思議さは、チーム単位で日本代表を選考するところです。日本人最強集団を編成するなら、野球やサッカーのように、所属チームの垣根を超えた人材選びをすればよさそう。なのに、ことさらコミュニケーションが重要なカーリングでは、普段から行動を共にする者同士を優先するらしい。
だからなのかなと思いました。馴染みがあるからかもしれないし、今大会の成績が良いからかかもしれませんが、ロコ・ソラーレの試合は観ていておもしろいのです。どこがどうとは言い難く、極めて曖昧な表現しかできないけれど、どんな状況も楽しんでいそうな温かな気配が、チームメンバー全員から感じ取れるからだと思います。そういうのって、場合によっては結果を超えるんじゃないでしょうか。つまるところ僕が見たいのは、競技そのものよりも人ないしは人々なんだと、改めて感じ入った次第です。
でね、現在のチームの雰囲気をぜひ体感していただきたいのですが、そのためには決勝ラウンドに勝ち残ってもらわないとなりません。そこが結果ありきの競技の厄介なところなんですよね。

雨でグラウンド使用不可。急きょ室内練習場へ。阿呆なほどの野球好きよね。

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