同じ町で長く暮らせば

本日の主題は、町の話はやがて必ず耳に入る安心感について。
突如サイレンの音が響き渡った土曜日の午後9時頃。最初は、緊急車両が自宅目の前の道路を通過しているだけと思いました。ところが音は遠ざからず、むしろ近寄っている気配。何事かとベランダに出たら、瞬く間に消防車が集結。目視確認で5台は駆け付けたみたいでした。
となれば火災確定。おそらく現場は、ベランダの先の交差点を南北に走る、徒歩1分余りの飲食店が連なる道路沿い。ただしベランダからは、手前の建物に遮られて火元の特定は困難。馴染みの飲み屋もあるので、様子を見に行こうかと思ったけれど、延焼によって自分の避難を迫られる事態を考えて、遠くから様子を見守ることにしました。
結果的に、ボヤだったようです。どのような消化が行われたかは最後まで不明ながら、活動の終盤で白い煙が立ち上ったくらい。
「焼き肉屋って、各テーブルにコンロが置いてあるでしょ。その排煙装置に炎が入り込んで、ダクトの外で火が出たらしい。店長がすぐに対処したけれど、万が一のために連絡したら、驚くほどの数の消防車が来て想定外の大騒ぎになっちゃったんだって」
これは火事の翌日、ベランダの先の交差点を東西に走る道路沿いの飲み屋で会った方の話。その焼き肉屋でさっき食事して、店員から直に聞いたというので、もはや証言ですね。幸いだったのは、火元ながら翌日でも営業できた事実です。
「飲食店にとって換気扇に火が入るのは、本当に怖いんですよ」と言ったのは、飲み屋の主人。なおかつ彼は、消防車がわざわざ踏切のある道路を選んで入ってきた様子から、火元が近所の飲食店ではないかと察しがついたそうです。
そんなわけで、まずは火災が大事に至らず、気掛かりだった事情を詳しく知ることもできたので、この町に長くいるのはいいなあと思った次第です。逆を言えば、自分が悪いことをしたら飲み屋伝いで知れ渡るのかもしれませんね。気をつけなくちゃ。
さておき、先日は大好きだった近所の飲食店が閉まる件について触れました。この情報も、時を置かず町に広まるのでしょう。片や件の焼き肉屋も長年同じ場所で営業を続けながら、今回はすぐに営業が再開できた。同じ町で長く暮らせば、目の前の変化に一喜一憂する生活がもれなくついてくるということなのでしょう。

サイレンの合唱は、否応なく周囲を騒然とさせますね。

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