カレンダーの上でゾロ目の日は5日しかないので、9月9日ともなれば何かあるだろうと探ってみたわけです。『救急の日』は妥当ですね。ゆとりがなくて忙しない様子を表す『汲汲の日』ではないようです。そんな記念日をつくられても迷惑でしょうね。
『占いの日』でもあるそうな。1999年に日本占術協会が制定したらしいのですが、この日を選んだ理由の一つが、ノストラダムスの終末の予言の日が1999年9月9日だったからなんですって。ノストラダムスの話って占いだったのか? しかも僕らが知っている予言は、1999年の7の月に恐怖の大魔王が空から降ってくるというものだったけどな。
さておきノストラダムス。この名前に震撼した世代って、どのあたりまでなんでしょうね。始まりは、1973年に発行された『ノストラダムスの大予言』でした。この本が大ヒットしたのは、世界が滅亡するのは発行から26年後という、中途半端だからこそ信ぴょう性が高そうなメッセージが鍵になったのだと思います。当時の大人たちがどこまで信じていたかはわかりません。しかし、噂話に目がない子供たちにすれば聞き捨てられない話題でした。そうして呪縛となったのです。いろいろあってもやがて世界は消えてなくなるんだという。
それもまたブームで、やがてノストラダムスの話題は僕らの生活から遠ざかっていきました。けれど、少なくともあの頃の10代が誰も忘れていなかったと思うな。100パーセント信じちゃいないけれど、100パーセント疑ってもいないその感じ。今となっては懐かしく思える気分ですが。
何の話だっけ? 9月9日ね。『栗きんとんの日』でもあるそうな。旧暦の今日は五節句の一つの重陽の日で、お祝いに栗ご飯など食べる風習があることから、栗きんとん発祥の地というプライドをもった岐阜県中津川市が「今日!」と定めたとか。汲汲したときに甘いものを口に入れたらホッとするかも。1年365日、こういう日ばかりだったらいいねぇ。

まだ色を残しているのか、新たに色をつけたのか。頑張れって思うね。
