昨日は、今年最後のドサ回り的取材で苗場へ。先週あたりになって大雪が騒がれるようになり、果たしてたどり着けるのだろうかと心配していました。結果的に取材は無事終了。ただし、やはり雪の量は例年を上回っているようです。
まず、関越道。練馬から約111キロの赤城IC付近でチェーン規制による渋滞が発生します。午前9時過ぎでした。あれは他にやり様がないのかもしれないけれど、車線を絞って全車を至近のサービスエリアに追い込んで、1台ずつ規制をクリアする装備を目視で確認するのって、どうなんでしょうね。
いずれにせよ、冬道に詳しいドライバーによれば、この時期にここでチェーン規制が実施されるのは珍しく、また苗場に向かうため降りる月夜野IC周辺が雪で覆われているのも稀なんだそうな。であれば、三国峠を越えた先の苗場はもっと積もっているかもしれない……。
そんな話を聞いてすぐに反省しました。やはりオレは本物の冬をナメているのだと。他のメンバーにくらべて、自分は明らかに軽装。スノーブーツだって持っているのに、都内の集合場所まで電車で向かうときに大げさかもと思ってやめたんですよね。これまで何度も雪中取材をしてきて、毎回同じように悔やみ、次こそは然るべき装備を整えようと誓いながらの体たらく。喉元過ぎれば忘れるのは熱さだけではありませんね。僕だけでしょうが。
3時間余りで到着した苗場の気温はマイナス2度。吹雪いてもいたから、体感的にはマイナス5度くらい。って、そんな差異がわかるはずもありません。何しろギュギュッと体の芯を凍らせるような寒さでした。
「東京のほうが寒くないですか?」
これは苗場で生まれ育った方の感想です。
「湿度の高さが余計に身に染みるんです。こっちよりは暖かいだろうと軽装で行くからかもしれませんが」
似たようなご意見は、北のほうでよく耳にします。どうなんだろう。僕が北国の寒さに潔さを感じるのと逆の感覚なのでしょうか。でもとにかく、年末年始の休みに雪国へ遊びに行かれる方にご忠告申し上げます。ニュースで伝えられたような世界が待っておりますから、軽装はお控えください。ナメてかかると、こっちに戻ってきても体の芯の凍えがほどけませんよ。

この色彩の乏しさが厳しい寒さを物語っているでしょ? 東京より寒いって。
