胸にずんと来るボーダー

「定年です」と、高校からの友人がFacebookで伝えてきてから、何かこう、ずんと胸を押された感じが続いています。それがまた昔から変わらないハッピーオーラ全開の笑顔で、「大好きな会社で大好きな仕事を続けられた自分は幸せ」などと綴っているもんだから、たぶんコイツはこっちの気分などお構いなしなんだろうなと。けれど「今後はやりたいことをやり残さないように生きていく」とも書いているので、きっと次の道を見つけているんだろうと安心したりもして。
厚生労働省が昨年調査したところによると、定年制を定めている企業は94.4%。そのうち一律に定年制を定めている企業は96.9%で、60歳定年が72.3%。65歳定年は21.1%だったそうです。5年前の調べでは、60歳定年が79.3%で65歳定年が16.4%だったので、わずかながら定年年齢が65歳寄りになっているらしいんですね。
数字を羅列してしまいましたが、要はほぼすべての企業に定年制があり、その7割が60歳を迎えるとお勤めご苦労様となるわけです。そんな多勢に向けて定年制の良し悪しをぶつけてみても、すぐに何が変わるものでもないでしょう。それに最近は、定年まで一つの企業に勤め続ける人も減っているだろうから、定年制自体が形骸化しているかもしれません。
いやいやそんな話、フリーランスのお前には関係ないだろうと。おっしゃる通り。僕の業務形態には定の字がほぼ存在しません。定給も定休も定時も、もちろん定年もない。というか自ら定めようがないので、呑気にも生涯現役と威勢のいいことを言えたりもします。
けれどとにかく、会社勤めの僕と同学年の7割は、今度の春までに人生の節目を迎えることになる。それは就職した時点で決められていたゴールなのだろうけど、あれこれいろいろなボーダーに晒される年代になったと思うと、オレは関係ないぜとは言えず、ずんと胸に来るわけです。この先もずんずん来るんだろうか。何というか、個々の生き様が試される機会はより辛辣になっていくような、そんな気分に苛まれたりもしますね。
60歳定年を迎える同学年のみんな、ひとまずお疲れ。でも、全然まだまだだよね。

かと思えば、久しぶりのメンバーからこんなサプライズ。ずんと来た。

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