反省のボーナス日に

2月29日は閏日。この件に関して、今日あたりあちこちでウンチクが語られそうですが、4年に1回なので僕も喋っておきます。
なぜ4年に一度を閏年とし、2月を1日増やすのか。すべては、人類が長い時間をかけて正確な暦をつくってきた長い歴史に由来します。が、要点だけつまみ上げます。
現時点で世界標準となっているのがグレゴリオ暦。この暦は、地球が太陽の周りを公転する周期を365日と定めています。ところが実際の公転周期は365.2422日で、1/4日ほどの端数が出る。それを放ったままにしておくと、公転によって変化する季節と暦がずれていくので、1/4日の端数が溜まって1日分に満ちる4年に1度、閏日を設けるのです。
そういう調整法を考えた人たちには頭が下がります。何と言っても歴代の暦の専門家たちは、正確かつ簡単に太陽の動きを計測できる機械がなかった時代にそれを決めたわけですから。今となっては「今年は1日多いんだ」くらいの、さして特別な感じがしない閏日だけど、今日こそ暦の日として記念すべきではないでしょうか。先人たちの偉大な仕事に感謝するために。いや、4年に1回じゃ、むしろ申し訳ないか。
そんなわけで留意したいのは、平年より多いこの1日の過ごし方です。「たった24時間で何が変わるもんか」という見立てでは大変な目に遭うかもしれません。たとえば、2月29日に過去最高の、または過去最悪の売り上げを記録したら、それは1年の業績を大きく左右することになります。あるいは、毎月末が何らかの締め切りだったら、その1日がより良い結果を導く猶予になるかもしれない。その一方、月給を日割り計算している経営者にしたら、1日分の給料を足すことに溜息をつくかもしれない。いずれにしても1日は、様々な事柄を変えるのに十分な時間を擁しているということです。
などと偉そうに言っていますが、僕はこの2月がどうも思わしくないので、心機一転を願って早く新しい月にならないかとボヤいていました。昨日の話です。そんな翌日に閏年の閏日。けれど3月になったとしても、自分を起点にした因果は追いかけてくるはず。なので今日は、2月の何がよくて何が悪かったかを改めて分析する、反省のボーナス日に充てることにします。

この時間に戻れたら……。

 

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