昨日に引き続き、熊本の話です。約6年前に行ったときにはなかったもののひとつが、2019年9月に開業したSAKURA MACHI Kumamotoでした。熊本城のすぐ近くに建つ、ショッピングモール、バスターミナル、映画館、ホール、ホテル、住宅、オフィスビルなどで構成された複合商業施設です。とても立派でクリーンなところでした。空港に向かうバスも、地上1階に約30の乗り場があるここのターミナルから乗りました。
全フロアをつぶさに見て回ったわけではありませんが、ショップに関しては、今や日本のどこでも展開している有名どころが多かったようです。真新しい施設は賃料も高そうなので、相応に資本を有している企業でないと入れないのかもしれません。
それをどう思うかについて、余所者に語る権利はないのでしょう。ましてやこの国の中央とされる首都圏育ちで、今は東京に住んでいる僕が、「もっと地域色があったらいいのに」と言えば嫌味に聞こえかねません。
とは言えこの時代は、地域限定と謳ったものですらネットで買えるので、もはや中央に住む優位性など幻想に過ぎず、場合によってはコストがかさむだけの無意味な行為になるのでしょう。
だからこそ、と思ったりもするのです。あくまで余所者の感覚としては、そこにしかないものに触れたいと。けれどそういう類は、正しく守れられた史跡やロケーション以外になくなっていくのかもしれません。熊本であれば、市内にお城があり、郊外に足を伸ばせば阿蘇もある。だから市街地はどんどん発展していってもいいんだろうなあ。
いや、否定などしていません。むしろ便利な都市部と自然豊かな場所が混在しているからこそ、熊本が好きなのです。ただ、微妙な心境の一端を少しでも理解してもらえたらいいなあと。
そう、今回も広大なアーケードは常に人通りが多かった。あんなに栄えている商店街は日本でも数少ないんじゃないでしょうか。それは類稀な地域性なのでしょう。って言うのも偉そうですよね。何しろ時間が足らず、アーケードの横道まで散策できていないので、まだまだ熊本を語る資格はないですし。

しかし、熊本はどこに行ってもヤツがいるね@SAKURA MACHI Kumamoto
