服を買わなくなりました。最たる理由は、欲しいと思えるものが見つからないこと。そこに大きく影響しているのがサイズ問題です。あれって何て言うの? ワイド化? オーバーサイズ? ビッグシルエット? どんな呼び方でもいいけれど、特にメンズはダボッとダルッとした感じになっていませんか。僕は無理。ピタピタしたのが着たいわけではなく、相応のジャストサイズ感を求めているだけなのに、何だかみんなダボ&ダルみたい。
それはたぶん、かつてのような、というのは90年代あたりまでの全員右ならえ的な一過性の流行というよりは、そこそこ定着した傾向だと思うんです。なぜなら、きっと探せば僕が着たいものが見つかるはず。けれど服の大地の手前には、その気力を削ぐほどに似たものだけが並んでいる。傾向に従えば売り上げが安定するのもわかるけれど、そうではない選択肢も手近に用意してもらえたらうれしいです。服を買いたくないわけではないから。
話は一気に転じて衆院選へ。ここまでの文脈でご理解いただけるように、この選挙は僕にとっての最近の服に近いんですよね。それぞれに主張があるのでしょう。しかし、従来の傾向をなぞるだけに見えて仕方ない。○○内閣だの□□選挙などというキャッチコピーをひねり出すのもそう。僕は大きな変化の予感に一票を投じたいと思っているのだけど、どこであれ誰であれ、みんなダボ&ダルだから選択肢がないのです。
ほら、服と同じ。そんなバカなとおっしゃる方にはこう言い返します。服も政治も僕らが日々身に着ける大事なものでしょうと。それに、着回しに限界があるのも同じ。こんな論拠で納得してもらえるかな。
いずれにしても、投開票は1週間後の日曜日。悩ましい日々が続きそうです。今からでも探せば、僕の好みが見つかるのかな。いつまでも古い傾向を着るのはイヤだしねぇ。

歩行者天国は信号も休止。そりゃそうか。
