自分都合ばかりの『プレミア12』

野球の国際大会『プレミア12』開催に合わせて民放の中継が始まりました。が、あくまで徹頭徹尾個人的に、今ひとつ熱中できないでいます。その理由を考えてみました。
言うまでもなく、野球は大好き。我がチームの練習があれば万象繰り上げて駆け付けるほどに。もちろん、テレビ観戦も好き。大谷翔平選手が加わった今シーズンのドジャース戦中継を全戦チェックしたことは、誰にも誇らないささやかな自慢でもあります。
なのになぜ、4年に1回の『プレミア12』にときめかないのか? 実際にテレビで試合を観て、すぐに判明しました。知っている選手がほとんどいない……。
いやいや、プロ野球のファンであれば、まったく違う見方になるでしょう。それぞれ贔屓のチームの宝物みたいな選手が一堂に会し、同じユニフォームを着て戦うわけだから、ワクワクしないはずがない。けれどプロ野球を観なくなった僕には、プロ野球ファンと同じ興奮が沸かない。
それで野球好きと言えるのか? そう問われたら、ごめんなさいと応じるしかありません。つまるところ僕の興味は、人にしか向かないみたいです。昨日のここで触れたサッカーにしても、日本代表の試合しか観ないわけです。野球と違ってサッカーは、うんと昔からグローバル化されているから、日本代表となれば世界各地で活躍している旬の選手がこぞって参加するでしょ。するとやっぱり、サッカー経験がなくても楽しめるんですよね。そしてワールドカップ予選が続けば、自ずと選手を覚えられる。
そこから転じて、じゃサッカー日本代表の選手が所属するチームの試合を追いかけるかと言えば、そこまでの集中力はない。翻って読書でも、好きな作家はあれこれ深掘りしても、小説なら何でも読むかと言えば、そこまでの読書好きにはなれない。この嗜好は、かなり極端です。
そこで思うのは、プロスポーツの世界であれ出版業界であれ、裾野までまんべんなく好きになってもらうのは本当に大変なことなんだろうと。逆に、大谷選手のようなスターの登場は、各領域にとって千載一遇のチャンスなんだろうと。けれどそれもまた、出現確率が読めない個人の才能に依存するわけだから、ねぇ。などとあまりに勝手なことばかり口にして、ごめんなさい。
何のかんの、『プレミア12』には相応の注意を払うと思います。ただし、日本代表が勝ち続けるのが条件。人への興味は人が出す結果からしか発生しないわけで、ぜひ僕を振り向かせてください。なんて、最後まで自分都合ばかりで本当に……。

万象繰り上げて、やっております。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA