今日から6月。その初めにやることって、何だっけ? 服装規定のある職場や学校なら衣替えでしょうか。いいっすね。「今日から6月」より「今日から夏服」と言われるほうが、なんとなくうれしい。いやらしく聞こえたらすみません。
しかし最近は5月でもかつての真夏に匹敵する暑い日があるのに、それでも冬服で登校するのは大変じゃないですか? しかも梅雨が明けたら狂ったような高温に晒されるから、夏服以上の超夏服が必要になりそうですよね。現役の学生さんや親御さんはどう対処されているのだろう。その辺の事情は疎い限りです。
そんな制服や、あるいは衣替えが伝統的な文化だとしたら、それらを保てない状況に追い込んでいるのが気候変動ってやつかもしれません。とは言えすべては人間のせいだから自業自得かもしれないけれど、幾多の障害を乗り越えて文化を育んできたのも人間だから、有効な手立てを考えなければとも思う。多様化という社会の気づきが理由ではなく、あれこれ諦めたせいで「大昔は衣替えなんて風習があったんだ」と溜息混じりで懐かしがったりしないために。
いやまぁ、ここのところサステナビリティ関連の取材が続いていたので、こんな感じになりました。一昨日から続く言葉の話題になりますが、サステナビリティという、最近よく耳にするようになったこの英単語というか片仮名も、リアルな意味がつかみ切れないんですよね。直訳は持続可能性なので、必ずしも気候変動問題に直結するわけではないようです。
であれば、自分が納得できる意訳でかまわないのかもしれません。気持ちよく衣替えができる季節の巡り方であってほしいとか、そんな感じで。僕であれば、生まれ月の9月には秋の始まりにふさわしい風が吹き続けてほしいとか。夏もね、2時間はグラウンドで野球できる程度の暑さに留まってくれとか、そういう個人の願いを実現させる作戦に協力していければと考えたりします。
などと真面目そうなことを口走りつつ、今は夏服が醸し出すイメージの軽やかさに気持ちが偏っています。最後までいやらしく聞こえたら、ごめんなさい。

この時期に咲く、シモツケという花らしい。
