ジョギングだから

ランニングの話題が久々なのは、前回走ってから間隔が空いているという理由しかありません。例によって時間が取れなかったわけではなく、ただし予定を確定しきれない雑事に迫られていたのは事実。あと、寒すぎて部屋を出たくなかった弱気も証言せねばならないでしょう。冬場のほうが脂肪の燃焼効果が高いのに、もったいない。
要は気持ちが向かなかったわけですが、最たるところは、ペースが戻らない情けなさでしょうか。気温が高めの秋にも書いた覚えがあるけれど、自分で決めた最低ラインに届かなくなってきました。気温が下がればと期待して、年末年始は若干持ち直しそうになったものの、それ以降は……。
そもそも時間など気にしなくていいのです。もはやマラソン大会に出ることはなく、いわば健康維持が目的だから、体を動かす機会を得るだけで十分。なのに、それまで守ってきたペースを堅守したいと思ってしまうのは、いつまでたっても夢見勝ちだからなのでしょう。
何を夢見るかと言えば、まだまだ伸びるという願望です。たとえば野球は、時間がかかっていても、それなりの上達が実感できているんですね。我が人生で今がいちばん上手いと豪語できるくらいに。ならばランニングも、せめて現状維持は果たせるはずと期待するのですが、脚力なのか心肺機能なのか、あるいは全部か、とにかくかつてのスピードが出なくなりました。
背負っているものや運動レベルはまるで違うけれど、キャリアを積んだアスリートにも似たような現象が起こるそうな。伸び盛りを経てピークに達した後には、萎み盛りの時期が訪れる。嫌な表現だけど、それは誰も避けて通れないみたいです。
そこで決めました。今日から僕の走りは、ランニングより運動強度が低いジョギングと呼ぶことにします。ジョギングだから、速くなくてOK。そう自分に言い聞かせるこだわりが、ペースへのそれより意味がある気がして。アプリも察したのか、最近は過去記録との比較を表示しなくなったし。
何にせよ、面倒臭い負けん気に支配されている自覚はあります。歳を重ねるほど我が強くなっていく母親譲りなので、それは変えられないかもしれません。

梅、散り頃。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA