日本シリーズについて

時事ですが、プロ野球の日本シリーズが昨日終わりました。「阪神が優勝したら泣くわ」と大袈裟に話していた人が本当に涙をこぼしたりして、思い入れの深さに感動を覚えました。
僕はと言えば、どちらのチームにも肩入れしていなかったというか、最近は大谷翔平選手の活躍に釣られてメジャーリーグ贔屓だったので、プロ野球の日本シリーズは見ないと思っていたんですね。ところが3戦目あたりからちらっとテレビをつけたら、選手たちの激しい緊張感が伝わってくるじゃないですか。どう転ぶかわからない展開に引っ張られ、最後の2試合は最初から観戦せねばと、そんな心持ちになってしまいました。
印象的だったのは、してはならないとされるエラーや四死球でゲームが動いたところです。してはならないから失点につながるのだけど、いかにプロ選手とは言えミスはあり、普通の試合でもエラーや四死球は起こります。しかし、今回の日本シリーズほど、してはならないセオリーを破る怖さを思い知らされたゲームはなかった。それが両チームの全選手に伝染していた。そこが僕の見どころでした。
個人的なMVPは、オリックスの山本由伸投手です。負けたら終わりの6戦目で、初戦の負けをきっちり取り返したピッチングは、やはり日本最高のピッチャーと呼ばれるにふさわしい内容でしたもんね。「二度は負けない」と監督に言わせるなんて、なんてカッコいいんだろうと、僕の中の野球少年が号泣したほどです。
その一方、オリックスが日本一を逃した夜に、山本選手のメジャーリーグ移籍が報道されました。国内最高の実績と自信を培ったら、野球超人が終結するアメリカに行きたい気持ちはよくわかります。山本選手のメジャー入りが確定したら、僕の来季のメジャー観戦の楽しみも増えるでしょう。でも、優秀な選手の海外流出が止められないプロ野球はどうなってしまうんだろう。それはここ数年の小さな懸念でもありました。実際に僕はプロ野球に興味を失いかけていたし。
そんな心配を払拭したのが、今回の日本シリーズだったのかもしれません。どちらのチームのファンでなくても、力が拮抗した綱引きみたいな試であれば、野球好きの心を手繰り寄せることができる。ヒリヒリしながら懸命にプレーする姿は、どんな場所でも輝いて見えますからね。

自転車で10分強の大学の学園祭へ。最終日の午後3時に行ったら、終了感に満ちていた。

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