記念日について

昨日の11月11日は、最多を誇る8月8日の69件に次ぐ63件が登録されている記念日ラッシュでした。ちなみに10月10日も同数第2位らしいので、算用数字のぞろ目は記念日にしたくなる機運が高まるのでしょう。それから語呂合わせやダジャレも算用数字による日付ベースが多いですね。そういうの、海外も同じなのかな。
記念日は他に、史実や事件、事故を由来とするケースもあります。その場合、国が行った制定などだときりのいい日付になったりもするけれど、数字的な意味が伴わない日が案外多いものです。
たとえば、何でもなさそうな今日11月12日は洋服記念日。これは旧暦の明治五年十一月十二日に出された「礼服ニハ洋服ヲ採用ス」という太政官布告を基に、それから100年後の1972年に全日本洋服協同組合連合会が制定を申し出たそうです。こうなると歴史好きの僕は、「その布告ってどんな中身だったんだろう」と興味が沸くわけです。まぁ、日本臨床皮膚科医会が1122を「いいヒフ」と読ませて皮膚の日としたのも、団体の皆さんを労いたい気持ちになりますが。
記念日は年々増えているそうです。今年は昨年から200件ほど追加され、11月11日にしても4件増加。ただし8月8日が11件増えたので2位に陥落したのだとか。その順位に誰が一喜一憂するのかよくわかりませんが、毎日何かを書こうとする身にするとネタも増えるので助かります。
けれど、どうなんでしょう。覚えておきたいこと、忘れたくないものが記念の原則だとすれば、毎日何かの記念日だと息苦しくなりませんかね。毎日が大事な1日という性善説的な考えもあるでしょうが、僕は「取って置き」の貴重さに一票を投じたいと思います。
というのは、「今日は何の日か覚えてる?」という質問に恐怖を感じるから。試されているのがアリアリじゃないですか。しかも、聞くほうは答えを知っているから「覚えている」という回答以外受け付けず、返事を濁そうものなら、ねぇ。ですから個人的には、記念日はできるだけ最小で、双方の理解と合意を得た日に限ってもらえると助かります。
今日も誰かの誕生日または命日。僕が覚えられるのは、身近な人のそれくらいでしょうか。

モチノキなのかな。方々で赤い実が目立ち始めました。それにしても、ぐっと冷えたね。

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