家族が集まった今月初め、「もうすぐ共通1次か」とつぶやいてみたら、塾講師のアルバイトもしている甥に「もう1次とは言わないけどね」と軽くいなされました。
現在は独立行政法人となっている大学入試センターが、共通第1次学力試験を実施していたのは1979年から1989年まで。翌年には大学入試センター試験となり、2021年に現在の大学入学共通テストへ移行。以上の情報は、甥に頼らず自分で調べました。
いずれにせよ、ぱっと浮かぶ僕の知識や認識が相当に古いままなのは、入試に対して興味がないというより、試験を逃げ通してきた人生に後ろめたさがあるせいです。
大学には今でも行ってみたい気持ちがあります。高校生の頃もそう。ただ、入学に必要な学力を具えていませんでした。そもそも、中学生くらいから諦めていたところがあるのです。
複数の教科で押しなべて合格点を取ることなど自分にできない! そんなもっともらしい意見を声高に主張してみても、誰も聞く耳を持ってくれないでしょう。何より多くの学生が頑張って取り組んでいることなのだから。
けれど、むらっけの強い僕には無理でした。自ら興味を覚えた事柄以外はまったく関心が及ばない性質。あるいは、関心が及ばないことを学ぶ意味がわからなかった。それゆえ「勉強しろ」というセリフは、自由を奪う鞭にしか思えませんでした。受験生の皆さんも似たような感覚なのかもかもしれません。しかしあなた方は、鞭に耐えるどころか自ら進んで不得意分野すら克服しようと努めた。もうそれだけで尊敬の念に堪えません。
いや本当に、どうしたら複数教科試験で合格点が取れるのか、そこにどんなコツやメソッドがあるのか教えてほしいです。でも、春になった頃でいいです。今日以降もまだまだテストが続くんですよね。そのしんどさを想像すると僕のような人間は過呼吸に陥るので、しばらく見て見ぬふりで遠くから応援させていただきます。実力のすべてが発揮できることを願いながら。

天気予報が可能性を示した通りになった。僕の町ではこの冬初の降雪なのかな。
