外出するときは、天気予報の1日の気温推移をチェックして着るものを決めます。オシャレに気を遣うというよりは、外気に対する妥当な装備を選ぶ意味合で。それに関して、ここ2回連続で失敗しています。
前にも書いたけれど、今年の冬は記録的に暖かったくせに、今になって寒くするような呆れた仕事ぶりを見せていますよね。そんなこんなで3月になってからも、僕の町では10度に届かない予報が出る日がけっこうありました。それに合わせると、コートにマフラーは必要だろうと思って出かけるわけです。
確かに、外気に触れる場所では冬装備で正解だった。北風が強く吹いた日もあったし。ところが、地下鉄の駅から直通で行けるビルに入ると汗ばんでしまったのです。わりと一生懸命歩くせいかもしれませんが、僕は服を間違えて汗をかくのが大嫌いなんですね。まぁ、判断ミスした自分が悪いので誰も責められないけれど、とにかく室内外の温度差はどうしたもんかと。
2度目の失敗で気づきました。もはや冬の寒さに芯がないからだと。気温は低くても、地上の空気はもはや冬の状態を保てなくなった。つまりは季節の変わり目。ゆえに現在は、冬でも春でもない時期を迎えているのだと。などと書けば大層な発見をしたみたいですが、通勤通学で毎日のように外出されている方なら、もうとっくに気付いていることなんでしょうね。
季節の芯を語るのは肌感覚です。科学的に証明できないかもしれなし、何より個々で異なるから曖昧なものではあるけれど、僕は信じていいリアルな感覚だと思っています。そうして冬でも春でもない時期の3度目の外出は、薄手のコートにして正解でした。それでも出向いた先のオフィスビルでは少しだけ汗をかいたから、ビルの空調に肌感覚を察知する機能がないのかもしれない。わりと新しいのにね。

雨の中で満開を迎えてしまった子がいた。
