柑橘

ミカン科ミカン亜科のカンキツ属、キンカン属、カラタチ属に類する植物の総称が柑橘類。なるほど。ゆえに柑橘系と呼ぶのは正しくないらしい。
以上の属で食用は、カンキツとキンカン。僕が好きなのは、ミカン類やオレンジ類などが含まれるカンキツ属ということになるわけだ。
柑橘という語感もいいんですよね。甘さを期待しているのに「か」行の破裂音や促音系の「つ」が混じっていて、キュッとした酸っぱさを予感させる。そこに「類」を加えると語尾が優しくなって、音からして心惹かれるのです。
画数の多さは、よく効く薬のイメージも感じませんか? 実際に柑橘類には、風邪の予防や美肌を保つとされるビタミンCやカロテン、クエン酸が多く含まれているそうな。だからミカンの旬の冬に食べるんだね。
なぜ柑橘という漢字を当てたのか。木に甘いの「柑」は、日本原産の温州みかんに使われてきた漢字です。蜜柑って、いかにも甘そうですよね。一方の「橘」は、「きつ」の他に「たちばな」の読みがあります。この「たちばな/タチバナ」も日本固有の柑橘類。種が多くて酸っぱいので食用には向かないみたいだけど、そのキリッとした酸味に昔の人は、魔除けや邪気払いの効能を感じ取ったらしい。京都御所では橘と桜を植えるのがしきたりだったり、江戸時代の大名は家紋に選んだりもしました。
それから、500円玉硬貨の裏側にも橘の枝があしらわれています。知ってた? 人にたずねておいてナニですが、僕は知りませんでした。
冬が終わっても食べていたいほどの柑橘類好き。なのでちょっと調べてみたら、なかなかおもしろい知識を得られました。しかし当然のことながら、いくら検索しても僕が柑橘類を好む理由は教えてくれませんでした。
何でだろ? ビタミンうんぬんより、食事の最後にいただくとさっぱりするからかな。橙色というかオレンジ色も好きなんですよね。味と色のどちらを先に好きになったのかもわかりません。でも、とにかく不可欠な食べ物。現在のストックは、アメリカ産のネーブルオレンジです。

この植物、メリアンサス・マヨールって名前? 立ち居振る舞いからして奇妙ね。

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