「眼下の……」と題してスナップを撮り続けている、まさにほぼベランダ直下の工事現場。ここ数日の変化が過去にないほどドラスティックなので報告させていただきます。書くに値すると共感していただくため、いつもより写真多めで展開しましょう。
まず、下は一度掲載した8月19日時点の様子。お盆休み明けの再開で、フラットにした地面を整えているようでした。
次の写真は、22日に撮ったもの。午前10時でしたが、すでに数本の長物鉄骨が地面に刺さっていました。
鉄骨を刺し始めた22日中には、敷地の半分で下の状況まで組み上がりました。その速さに驚嘆。骨組みだけとは言え、何かが建つ実感が明らかになり、町行く人たちも見上げておりました。
最後の写真(↓)は23日の昼過ぎ。敷地のほぼ全域に鉄骨が行き渡りました。3階建てかもしれないことが透けて見えますね。それにしても、レゴみたいな手軽さで組み上がっていくんだなあ。
2枚目の写真で確認できると思いますが、すべての鉄骨はクレーンで釣り上げています。釣り上げるためクレーンから伸びたフックは、人が鉄骨の根元からよじ登って外していました。とび職の方でしょうか。すべての作業が迅速かつ。高所が苦手な僕は、こんなときに地震など来ないでくれと願っておりました。
建築素人の僕には、このあとどんな作業が待っているのかまるでわかりません。けれど、ここまで骨組みを構築してしまえば、次は仮であれ外壁を備え、それに合わせて防護壁も高くするのではないかと。そうなれば内部で行われる作業はうかがい知れなくなっていく。いやまぁ、盗撮を防ぐためにも必要な措置かもしれませんが、見てわかる変化のピークはここじゃないかと思って、こうして別枠でお伝えした次第です。
ふと思うのは、変化は過去の消去を伴うということ。この工事現場、昨年の今頃は廃業したガソリンスタンドでした。それが何らかの目的を持った建物に生まれ変わり、町の人に利用される頃には、かつてそこにあったものは忘れられるでしょう。
あるいは何十年後かには、現在建築中の建物が老朽化を理由に壊され、また別の何かに変わるかもしれない。その頃まで僕は今の場所に住むことはないし、ましてや生きてさえいない。だから変化が過去を消去し続けることを嘆く必要はないのです。
ただ、廃業間近のガソリンスタンドの人が、僕のクルマのパンクを応急処置してくれた事実は、ここに住む限り覚えておきたいと、そう思っただけの話です。

何を差し置いても、高所で働ける人々の度胸に感服。
