9月最初の日曜日。最悪とは言わないまでも、困惑に蹂躙される羽目に陥りました。
午後5時から予定されていた野球の試合が中止。その連絡が入ったのは午後1時前。迷走かつ鈍重を極める台風が来ている最中なので、まぁ想定内でした。
しかし、その1日に予定されていた2時間の野球が飛んだ場合、僕は果てしない退屈に襲われることになります。そこまで野球に賭けている我が身を嘲笑いたくなるけれど、だからと言って代替の予定を用意しておきたくもないんですね。どっちつかずを楽しめる余裕が持てない性分だから。
それでもとにかく、消滅した予定分の時間を別の何かで埋めなければなりません。第一候補に挙がるのはギター。机の脇には常にちっちゃいのを備えてあるので、ひとまず手を伸ばしてみます。でも、これといって弾きたい曲が浮かばない。ふとPCに目を落とし、ギター関連のYouTubeを検索すると、どうでもいいプログラムに魂が流されそうになり、こんなことで時間を浪費しちゃいけないと慌てて蓋を閉じる。
殊勝にも、文化的な作業を心がけようと思うんでしょうね。だから読みかけの本を手繰り寄せる。なのに無念にも数ページで眠たくなってしまう。ならば明日の取材の準備を見直そうとしても、前日に仕上げてあるのでやる気が起きず。数日後が締め切りの原稿も然り。仕事関連は、気持ちが入らなければできるものではありません。
こういうときは誰かと話すのがいいかもしれない。けれど、僕の身勝手な都合に合わせてくれるドラえもんみたいな友人知人がいるはずもなく、そうしてたいがいは、無為を貪るしかない時間が過ぎていきます。
「プランBはないのか?」
アメリカの古典的な映画で、時に出くわすセリフです。けれどそんなのはありもせず、行き当たりばったりでピンチを脱するドタバタを演ずるのが典型です。一方で退屈に見舞われた僕のリアルな日曜日には、ピンチの欠片すら訪れない。それでもプランBを練っておくのは、退屈と上手に付き合えない僕にとって喫緊の課題かもしれません。それが必要になってから考えるのがプランBの宿命だとしても。

眼下の新築工事現場は四隅まで鉄骨が入りました。
