「『国民の祝日』が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い『国民の祝日』でない日を休日とする」のが、祝日法における振替休日の定義だそうです。そんなわけで、今年は日曜日だった秋分の日の翌日に当たる今日は、祝日が2倍に膨らむ形で休日となりました。
ふと思い立ち、いつから振替休日が始まったのか調べてみました。祝日法の改正によって設けられたのが1973年(昭和四十八年)。ってことは51年前。となると50代以前の方は、生まれたときには振替休日があったことになりますね。僕は11歳でした。でも、祝日法改正については何も覚えていなし、休日が増えて特段うれしかった記憶もないなあ。勤め人の父親はよろこんだのかな。
その頃の日本は連休があまりなく、会社も学校も日曜日だけがお休みでした。週休2日制が全国的に定着するのは1990年代に入ってから。であれば、それまでの主に労働者にとって振替休日は、ちょっとしたボーナスみたいなものだったのかもしれません。海外からエコノミックアニマルなどと揶揄されるほど、当時の日本人は働き過ぎだったんですよね。国民性自体が真面目で実直だから、カレンダーが休日にならないと自ら進んで休めないところもあったのでしょう。
さらに平成も10年が過ぎた1990年代末から2000年代初頭になると、計4つの祝日を第2または第3の月曜日に移動させる、通称ハッピーマンデー制度なんてのができた。これによって3連休が増えたわけだけど、僕はさすがにやり過ぎだと思いました。祝日をその日に定めた意味への冒涜でもあるし、これ以上休んだら経済力も落ちるだろうと、そんなふうに憤慨したからです。
いやいや、それは建前っぽいところが無きにしも非ず。21世紀にはすでにフリーランサーだった僕が悩まされたのは、「じゃ、原稿提出は休み明けで」というオーダー。おっしゃる側は十分な猶予を提供されたとお思いでしょうが、これが重なると指示された側は泡を吹きそうになります。この週末も、火曜日までに複数の仕事を仕上げなければなりません。
え~と、要するに愚痴でした。すみません。与えられた務めを全力で果たします。今日まで3連休の方も、全力でお休みください。

眼下の新築工事現場も連休中。予想通り、全面的にカバーが施されました。
