ニュース離れの傾向は、世界的に深刻なんだそうです。僕が見たインターネット利用に関する記事によると、報道専門サイトから直接ニュースを得るのは22%に過ぎず、動画サービスを含むSNSの29%や、検索エンジンの25%より低い結果に鑑みても、ニュースに対する関心は低下していると言わざるを得ないらしい。
この世界的な調査で特筆すべきは、若者たちのニュース獲得手段が2~3分のショート動画に集中していること。中でもTikTokの伸びは著しく、世界全体では66%、日本では39%が毎週アクセスしているのだとか。僕はTikTokをほぼ利用しないし、どちらかと言えば無意味だけど楽しそうな動画ばかり閲覧できるアプリでニュースを知ることができる点に驚きました。ニュースというよりは、世の中の流行を確認するってことなのかな。
ニュース離れには様々な理由があるとされています。大きな事件や事故に触れるたび無力感を覚えるから遠ざけるとか、表向きの報道は陰謀の隠れ蓑に感じるとか、AIの普及でフェイクニュースばかりが流れる等々。ふむ、わかる気もします。僕もおおむねメディア側にいる人間なので、ニュースが伝える事実には取捨選択があるし、表現によって真実が変わっていく事情を知っています。
ただ、大きな報道機関を信じているところもあるんですよね。社会的立場を組織的に守っている彼らは、興味本位で物事を伝えてはならないという最低限のルールを守っていると思うんです。そしてまた、コンプライアンスの縛りによってテレビがつまらなくなったとしても、コンプライアンスをもっとも重視しているのがテレビでもあるし。
そんなこんなで日曜から月曜は、選挙結果と大谷翔平選手の怪我に関するニュースを、あらゆる手段を使って追っかけました。選挙結果は深夜まで各放送局が一生懸命報じていたけれど、大谷選手の状況は現地との時差もあって詳細が伝わってこなかった。だからヤキモキ。
って、そういう精神状態に追い込まれたくないから、ニュースを見たくないのかもしれませんね。現状をつかんだところで、僕に今後の政局を動かせる力も、亜脱臼を治せる技術もないわけだし。でも、知りたい。知って自分なりの考えをまとめたい。そういうのも世代差なんでしょうか。僕はいまだにニュース音痴になるのが怖いです。
近所で夜間工事多発中。騒音も振動もなかなかだけど、深夜に働く人も大変だと思うとね。
