もったり仕事始め

気付けば正月も瞬く間に10日となりましたが、皆様の年明け第2週はどんなご様子でしょうか。こちらは年またぎの締め切りもなく、極めてゆったり、あるいはもっさりです。「よろしいじゃございませんか?」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。しかし年に一度の三が日完全休業を過ごした後だと、しがないフリーランサーはビビッてしまうのです。これが今年を占う傾向なのかと。
僕の狭い交友関係の中で、昨年は2名がフリーになりました。いずれも50代でキャリア豊富ながら家族もいるので、その歳から大丈夫かしらと他人事みたいに心配しましたが、熟考の上の判断だろうから、その決断力を称えたいと思います。けれど僕と同じようにスローな仕事始めを迎えていたら、独立1年目だけに大きな不安を感じているかもしれません。そんなときに人は、思わず占いに頼りたくなるのでしょう。
いやいや、自分はどうだ? 占いを信じるのか?
実のところ、自ら頼ったことはありません。臆病者なので、己を知るのが怖いから。それゆえ情報番組の今日の運勢以外は近づかないようにしています。触らぬ神に祟りなし的に。ちょっと違うか。
でも、まったく気にならないかと言えば、そこは怖いもの見たさが発動するんですよね。少し前に取材した女性の部長さんは、数秘術を研究していると教えてくれました。それがどんなものかわからなかったけれど、インタビューの合間に「ちょっとだけ」と言って、僕の生年月日から何やら計算を始めました。
「やっぱり強い数字が出てる」んだそうです。初対面で何が「やっぱり」なのか、「強い数字」にどんな意味があるのか、これもよくわからなかったのは、「取材後にちゃんと見ておきますね」と言ったまま、この件に関して連絡がないから。これは占い自体より気になっております。
話はもったり仕事始めに戻りますが、占いがどうあれ、不安を飲み込んでいくのもフリーランサーの宿命です。それから、今思い出したけれど、僕の正月は毎年こんな感じでした。だから大丈夫。僕と同じで安心できるかどうかは、各自でご判断を。

スカッとした空に、月齢9の月。

 

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