どうでもいい失態を許容できたら

人に話せば「どうでもいいよ」と言われても、自分では許し難い失態があります。僕の場合は、移動の段取りミス。この1週間で集中しました。まずは、先週末の大阪行き。
行くと決めてから知ったのは、太陽の塔の内部見学には事前の予約申請が必要なこと。これはスムーズにできました。となれば、次は新幹線のチケット。現在はネット予約が可能ですから、まずは大阪駅に到着したい時間を、次いで希望の席を入力すればOK。
そうしてメールで送られてきた予約結果を見て「むむむ?」となったのです。僕が選んだのは「ひかり」。別に急ぎの旅ではないけれど、途中で「のぞみ」に抜かれたりするなんて、何か釈然としないんですよね。
ミスの原因はすぐに判明しました。自分が望む到着時間だけに気を取られ、「ひかり」と「のぞみ」の判別まで確認しなかった。こういうの、「チッ」と苛立つタイプです。すぐに予約変更できたけれど、その修正にかけた手間がもったいなかった。
大阪行きの当日にもありました。新大阪駅から万博記念公園駅までの乗り換え手順は、スマホのアプリで確認済み。なのに、御堂筋線新大阪駅のホームに上がったところで、反対方向に乗ってしまった。
これも原因は明らか。間もなく発車する電車が目の前にあったから。太陽の塔に間もなく会える興奮が、冷静さを奪ったんでしょうね。不慣れな路線とは言え、2駅乗り過ごすまで気づけないとは。そういうときって、誰も僕の失態を知らないのに、何だかとても恥ずかしくなります。
まだ続きます。水曜日は日帰りで名古屋。取材を終えて名古屋駅に着いた、午後4時頃の券売機で再発しました。この際に気を取られたのは指定席。僕が好きな3列シートの通路側が取れる列車を探したのだけど、時間帯が許さなかったのか、数本見送っても希望が叶わなかった。ようやく見つかったのが30分後発車の1本。適当に時間をつぶせばいいやと予約して、ホームに上がってから呆れました。ここで「ひかり」って……。
それが大阪行きの呪いだったとしても、呪っているのは新幹線ではなく自分なのでしょう。なので、あがくことなく「ひかり」に乗車。新横浜駅までの途中停車が豊橋駅のみだったことや、混雑していそうな「のぞみ」よりはるかに空いていたことは、行き当たりばったりの幸い。そういうのが楽しめないから、僕は旅ができないんだろうな。どうでもいい失態を許容できたら、今よりずっと自由になれるのかもしれませんね。

せっかくなので、太陽の塔シリーズを。最上部の「黄金の顔」は、1992年にステンレス製に改められた2代目なんだそうです。

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