少し前、「人生で今がいちばん股関節が柔らかい」などと書き、“オレっていいことしてる”的なアピールをしましたが、世のいいことがオレにはよくないことがあるみたいです。ヨーグルト、ダメでした。
腸内環境を整えるってんで、特に腸内に不安を抱えているわけでもなく、ヨーグルトの存在は気になっていました。そこで、直近で耳にした効能に感化され、この春から朝食後にヨーグルトを食べ始めてみたのです。これまた人生初の試みでした。甘いのは避けようとプレーンを選び、プレーンだと苦手な酸っぱさが際立つので、毎食後に食べる柑橘類を混ぜて。
その方法がよくなかったのかもしれないけれど、お腹が緩くなってしまったんですね。予想はしていました。カルシウム摂取を目的に牛乳を飲むのを習慣にしているのだけど、これも冷たいままだとあっけなく緩んでしまうのです。なので夏でもレンチン。温めることで栄養成分がどう変化するかは知りません。それでも牛乳を止めないのは、ある種の信仰なんでしょうね。
そんなこんなで「生きたまま乳酸菌が腸に届く」という謳い文句のヨーグルトなので、相当パンチがあるだろうと思っていたら、案の定でした。乳糖を分解するラクターゼという酵素が不足している乳糖不耐症みたいです。日本人には伝統的に多いタイプなんだそうな。
ついでに調べてみたら、日本の庶民が牛乳を飲むようになったのは明治時代以降らしい。ってことは、遺伝子的にも乳糖分解酵素が少なくて当然。同時に、生海苔の成分を分解できる腸内バクテリアの持つのは日本人だけという説を目にすると、オレは根っからの日本人なんだと妙な安心感を覚えたりもします。
そんなわけで、2カ月のテスト期間を経てもお腹の調子が変わらなかったので、ヨーグルトはすっぱりやめました。良いとされても合わないもの。または悪いと言われても合うものがあるのは、人ぞれぞれですね。ヨーグルト習慣でこんなに腸が元気に! とか自慢したかったけれど。

マンションがあった場所に立つ近所のクレーン。夕暮れ時はいつも寂しそうだなと思って。
