お話にならない世界ランキング

「男女間の平等調査 日本 148か国中118位に」
これは、それとなく留め置いた、先月のニュースクリップのタイトル。毎年6月になると、世界経済フォーラムが各国のジェンダー不平等状況を分析した『世界ジェンダー・ギャップ報告書』を発表するらしいんですね。それを受けた記事です。
スポーツにたとえていいのかよくわからないけれど、下から数えたほうが早い世界ランキングなんて、お話にならないですよね。4種の指標をもとに格差を算定するそうですが、日本の教育と医療アクセスに関しては世界トップレベルなんですって。つまり、そこに男女の格差はほぼ皆無。極端に足を引っ張っているのは、女性閣僚の少なさによる政治参加。加えて、経済における女性役員不足も、さして改善されていないようです。
この件、自然と日本の国会議員に占める女性議員の比率に飛びました。2024年11月現在、衆議院は465の議席数に対して73名の15.7%。参議院は同じく240に対して61名の25.4%。約10%ながら、男女格差が小さい参議院のほうが健全っぽいけれど、その理由について分析した早稲田大学の研究リポートがなかなか興味深かったです。
かなり端折りますが、「参議院の権限が小さい」ことを伝えられた有権者は、参議院議員は女性候補者がふさわしいと判断する傾向が高まるそうな。また、「参議院からは実質的に首相が選ばれない」ことを男性が伝えられると、立候補意欲が下がる傾向に向かうらしいんですね。
結局のところ、衆参の男女比率然り、根付いて剥がれない男女それぞれのマインドが改まらない限り、ジェンダーのギャップは埋まらないのかもしれません。それに、議員であれ役員であれ、女性が半数以上を占めるようになるには、おそらく男女共々、その状況で働く環境に慣れるための時間も必要になるでしょう。であれば、男女間の平等調査で日本の順位が上がるのは、たぶんまだまだ先なんだろうと思います。
そんなわけで今日も結局は、来る参院選に関連した流れになりました。いまだ明確な投票先が決まっておりませんが、こうなったら女性というだけで投じちゃおうか。いやいや、それでは男性というだけ何かを選んできた経緯と何も変わらないよな。何かね、けっこう悩んでおります。

いよいよ明けるか?

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