そう言えば今月は、まことしやかにささやかれた程度では済まないほど広まった、謎の予言で始まりましたよね。結局のところ、特定された日にめぼしいことは起きなかったようなので、この類は「はた迷惑な話だぜ」で忘れられていくのでしょう。でも、本当のところはわかりません。誰も知らない地下で災害のフタを閉じた勇敢な人がいたかもしれないし。
一方で、科学的な証拠をもとにした予想であれば、少なくとも僕は興味を持って耳を傾けられます。ネタ元が『ナショナル ジオグラフィック』という権威あるメディアであればなおさら。
これまた過ぎ去った日付ですが、今月の10日は今年でもっとも1日が短かったそうです。そんな組織があるなんてまるで知らなかったけれど、国際地球回転・基準系事業と米海軍天文台が計算したところによれば、その日は標準的な1日よりも1.38ミリ秒短かったらしい。1.38ミリ秒なんて、普通の人間に感じ取れる長さじゃありませんが。
原因は、地球の自転速度の上昇。つまり、いつもより速く回っちゃったみたいなんです。しかし地球の自転は常に一定ではなく、ごくわずかな時間のズレはしょっちゅう起きているそうな。ただ、今月に至っては9日と22日も短く、特に過去5年は1日が短くなる傾向が顕著なんですって。
今のところ、自転が速くなる理由は不明。1日が短くなる傾向が地上にどんな影響を及ぼすかも、よくわかっていない。ただ、実数的にはごくわずかであれ、1日が24時間に満たない日は確実に存在している。
告白、ないしは連絡において、「明日になる前に」と急がれる方は少なくないかもしれません。記事によれば、来る8月5日も歴史的に1日が短い日になるそうです。すでに夏休みに入っている子供たちにすれば、「宿題の提出日が早まるじゃん!」と憤慨するかもしれません。僕にすれば、締め切りがそれに当たります。1ミリ秒単位で焦る必要はないだろうけれど、それでも知っているのと知らないのでは、地球に対する愛情も変わってくるのではないかと、そんなふうに思います。

頑張れ!
