一日一善に挑む今年の夏休み。昨日は、川沿いをサイクリング。これは前にもやったことがあります。最初は、コロナ禍が始まった頃。閉塞感が極まる初体験の状況に早くもうんざりしたんですね。ならば密にならない川沿いの専用路で自転車を漕げば、心も体もすっきりするだろうと思ったのです。
それから、昨年か一昨年の夏。今年のように連日酷暑で、メディアあたりが「外出は危険」と連呼するものだから、体への負担が少ないサイクリングなら大丈夫だろうと、それでコロナ禍を思い出して再トライしたのでした。
あれを今年の夏休みにやろうと決めたのは、やっぱり気持ちよかったから。ランニングより距離も時間も稼げるので、「今日はやってやったぞ」感も高まるだろうし。
そんなわけで、まずは自宅から多摩川へ。僕と同じ理由ではないだろうけれど、容赦なき日差しが降り注ぐ正午前でも、自転車を漕ぐ人やランニングする人を見かけました。無謀な物好きは少なくないみたい。
さて、どこまで漕ぐか。向かうのは川下で、基本的には行って来いの1本道。折り返し地点を想定しておかないと、帰路がしんどいことになります。なのでひとまず、橋を目印に。一つ越えたら次へ。まだ行けそうならその次へ。
いささか向かい風が強くて難儀したけれど、風を受けると涼しいので、ずんずん行くんですね。ただ、何本目かの橋が近づいてきたとき、これはまずいぞと思いました。川も河口が近くなると海の匂いが漂ってくるのです。そしてついに羽田空港の端っこへ。コロナ渦中も来たけれど、今回はここまで頑張らなくてもいいのにと思っていたんですけれどね。
片道約1時間で15キロ。行って来いなのでトータル2時間30キロ。サイクリングのレベル的にどうなのかまるでわかりませんが、やってやった感は得られました。
そんなふうにして、いい夏休みを過ごしたように感じてはいるものの、風呂場の掃除や電車に乗っていく買い物、あるいはサイクリングなど、僕が思いついて実行した徳は、すべて自分のため。そういうのは独善と呼びます。どこが一日一善なんだと呆れたので、夏休みはもう終わりにすることにしました。

羽田空港の第3ターミナルが目と鼻の先まで漕いでしまった。
