今年は8月7日だった立秋を過ぎると、残暑お見舞いという時候の挨拶が使えるようになります。しかし、相変わらず連日35度越えともなれば、「どこが残暑?」ってな気分ですよね。そしてまた、この厳し過ぎる暑さに対して、誰も異常とは口にしなくなった。おそらく多くの人が、これが日本の恒常的な8月と受け入れたからだと思います。
もうひとつ気分的なことを言えば、少なくとも20年ほど前の記憶を持つ者にとって、最近の8月は夏という季節に混ぜたくないんじゃないでしょうか。「海だ!山だ!」と外で遊びたくなる期待をすっかり萎ませる気候は、僕らが知っている夏ではありません。
じゃ何と呼ぶ? と問われて、真夏を超えた超夏と答えても、能天気な歌のタイトルみたいですよね。いずれにしても、夏という漢字を使うのが憚れるのは確かです。
さておき、夏より厳しい時期が常態化するようになった一方、秋の存在は年々不確かなものになっています。これは9月が生まれ月の僕にとって、極めて残念なことです。
そうして毎年愚痴をこぼすのだけど、最近発表された長期予報では、今年の9月もかつての真夏のような天候が見込まれているそうな。であれば8月も21日となったこの段階で、もはや秋は諦めるべきなんだろうと、それもまた残念な覚悟を決めました。
ただ、というのもナニですが、最近の空って青が案外澄んでいるなあと感じています。気温は下がらなくなったけれど、上空の空気はキレイになっているのかしら。そんな日差しをまともに受けたおかげで、ここのところの僕は、昭和の夏休みの少年みたいに日焼けしています。
お薦めはしませんが、もしわずかでも日中に空を見上げる時間があれば確かめてみてください。「それでも暑いだけじゃねぇか!」と怒られるのがオチだろうけれど。

連日河川敷の風景ですが、整備された緑と案外キレイな空の青の相性がいいなあと思って。
