白露

何かにつけネタにさせていただく二十四節気。今日9月7日から、白露になります。これは過去に取り上げていない節気ですね。
読みは「はくろ」。漢字が示すように、草の葉などに白い露がつく様子を表しています。夏の暑さが後退し、秋らしい低い気温に入れ替わると朝靄が出やすくなる。そういう時期になりましたよというお知らせです。
繰り返しご説明していますが、二十四節気は1年365日を24等分して季節の移り変わりを示すものです。ゆえにひとつの節気は約15日ごとに入れ替わっていきますが、より細かく時期の変化を表すのが七十二候です。二十四節気の3倍、つまりひとつの節気を初候・次候・末候の3つの候で分けていきます。白露にもそれぞれあります。
初候/「草露白(くさつゆしろし)」白露そのままと同じ意味。
次候/「鶺鴒鳴(せきれいなく)」鶺鴒は、秋の季語でもある鳥のセキレイ。
末候/「玄鳥去(つばめさる)」渡り鳥のツバメが日本を去る時期。
こうした古の風情を伝える言葉のすべてを覚えておきたい。その意欲があるからこそ、ここで二十四節気や七十二候について触れるのだけど、書いたそばから忘れてしまいます。それじゃいかんと反省する真面目な気持ちを削ぐのは、もはや確かな実感になっている気候変動に他なりません。詮無くなっちゃうんです。今回の白露にしても、まだまだ朝靄が出るほど冷え込んじゃいないよって、誰に向けていいのかわからない愚痴がこぼれてしまう。まぁ、学ぼうとしない言い訳に過ぎませんが。
それでも四季が確実に存在した時代を知っているので、9月になって1週間も経てば、秋らしさを探そうとします。トンボを見かけるようになりました。赤い体のヤツもいるので、ちょっとうれしくなります。
ちなみに次の節気は、23日から始まる秋分。初候は「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」。もう積乱雲は湧かないってことみたい。期待しないほうがいいかもしれないけれど、その頃には穏やかで高い空が広がってくれていたらいいですね。

否が応でも足が止まるディスプレイ。亡くなって3カ月が経つんですね。

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