今日のニュース番組では、京都の清水寺で発表される『今年の漢字』が紹介されるに違いありません。年末の風物詩になっていますが、実はわりと最近始まったことでした。
1995年、日本漢字能力検定協会が12月12日を『漢字の日』の日に制定。「いい字一字」が「1(いい)2(じ)1(いち)2(じ)」の語呂合わせになるのが理由だそうな。ふむ。
さておき、『漢字の日』をつくったことにちなみ、1995年12月12日に、その年の世相を表す漢字を選んで発表することになりました。1200年以上の歴史を持つ清水寺が舞台だから、それとなく由緒ある催しのように感じていたけれど、今年でまだ30年なんですね。
ちなみに、発表場所が清水寺になっているのは、日本漢字能力検定協会の本部が京都にあるからだそうです。
『今年の漢字』の選び方。僕はてっきり清水寺の偉いお坊様が決めていると思っていました。正解は、日本漢字能力検定協会が行う一般投票。12月9日までWebで実施されていたらしいです。応募数が多かった上位20位までの漢字が発表されるので、投票された方はワクワクしているかもしれません。
というような基本情報を知らずとも、『今年の漢字』と聞かされれば、誰もが自分なりの一字を頭に描こうとするでしょう。きっとそれが、『漢字の日』を制定した協会の思惑。いや、願い。
漢字の起源は表意文字。ゆえに字のつくり自体に意味があり、わずか一字でも様々な字感をまとっています。そうした印象に僕の感性は向くのだけど、すべての漢字が素敵な字感を漂わせているわけではないんですよね。
おそらく、日本人が生まれて最初に意識する漢字は名前。僕の五文字は表意そのものというか、記号的な意味合いを持つ素っ気ないものばかりです。田・村・十・七・男って、ねぇ。嫌いになったことはないけれど、もう少し深みのある漢字を使ってくれてもよかったんじゃないかと、特に子供の頃はそういう思いが強かったです。
本日の話題、「いろいろ言う前に、お前の『今年の漢字』を教えろ!」が着地点になりますよね。いろいろ考えました。そして、さっき決めました。でも、内緒です。ハッピーな字感ではないし、理由を話すのも控えたいから。個人的な一字を選ぶのは、極めてプライベートなことなんですね。そりゃ言えませんわ。

落ち葉カラカラ。足で踏むとカサカサ。乾き切ってるね。
